春:チェリーと桜の、淡い甘酸っぱさ
トップはチェリーとフリージアの淡い甘酸っぱさ、ミドルは桜とスズランの透けるような花、ラストは木とアンバーがやさしく残るオードトワレです。桜をテーマにした軽い香りで、花と果物の明るさがあります。春の外出に、甘すぎない花の香りを軽く楽しみたい人に向いています。
香水の基礎
更新 6本を紹介

この記事の香りの傾向
季節で香水を選ぶときは、梅雨から夏は柑橘など軽い香りをオードトワレで、秋から冬は木や甘い香りをオードパルファムで選ぶのが基本です。湿度が高い季節は香りが強く重く感じやすく、空気が乾く季節は温かく深い香りがなじむためです。
この記事では、日本フレグランス協会の季節の目安をもとに、春夏秋冬それぞれに選びやすい香りの系統と濃さを早見表にまとめ、季節ごとの香水を6本紹介します。
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日本には四季があり、季節によって心地よく感じる香りが変わります。日本フレグランス協会は、梅雨から夏は湿度が高く、香りが強く重く感じられるため、柑橘のように飛びやすい香料を使った香りが合うとしています。反対に、空気が乾く秋から冬は、ウッディのように飛びにくく長く続く香料を使った、温かく深みのある香りが合います。
暑さも香り方を変えます。体が温まると香りは広がりやすくなるので、夏は量を控えめにするのがコツです。
| 季節 | 選びやすい香り | 選びやすい種類 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 春 | 花、果物(フローラル・フルーティー) | オードトワレ、軽めのオードパルファム | 桜やスズランなど、軽く明るい花の香り |
| 梅雨〜夏 | 柑橘、草や葉、水(シトラス・グリーン・アクアティック) | オードトワレ、オーデコロン | 汗を拭いてから、量は少なめに。つけ直しで調整する |
| 秋 | 金木犀などの花、木、お茶 | オードパルファム | 季節の花の香りや、少し温かみのある香り |
| 冬 | 木、バニラ、アンバー(ウッディ・オリエンタル) | オードパルファム、パルファム | 乾いた空気の中でも長く続く、温かく甘い香り |
同じ香りに、オードトワレとオードパルファムの両方がある香水なら、夏はオードトワレ、秋冬はオードパルファムと、種類で使い分ける方法もあります。種類ごとの違いは「香水の種類と違い」、系統ごとの特徴は「香水の系統(香調)一覧」にまとめています。
NAGORIKAが香料の組み立てから付けている季節の目安(189本)。どの季節にも使いやすい「通年」がいちばん多く、季節を選ぶ香りは春夏向きが多くなっています。
春は、桜やスズラン、ピオニーなど、花や果物の軽い香りが選びやすい季節です。気温が上がりはじめるので、重すぎないオードトワレや、軽めのオードパルファムが使いやすくなります。花の香りをもっと探すなら「ローズの香水」や「白い花の香水」の特集もあります。
春:チェリーと桜の、淡い甘酸っぱさ
トップはチェリーとフリージアの淡い甘酸っぱさ、ミドルは桜とスズランの透けるような花、ラストは木とアンバーがやさしく残るオードトワレです。桜をテーマにした軽い香りで、花と果物の明るさがあります。春の外出に、甘すぎない花の香りを軽く楽しみたい人に向いています。
湿度が高い梅雨から夏は、香りが強く重く感じやすい季節です。柑橘や草・葉、水を思わせる軽い香りを、オードトワレやオーデコロンで選ぶと使いやすくなります。汗をかいたら拭いてからつけ直し、量は控えめにします。柑橘の香りは「柑橘の香水」、軽い種類は「オーデコロンとは」でも紹介しています。
夏:レモンとヴァーベナの、甘さを残さない柑橘
搾りたてのレモンのような酸味に、ヴァーベナの青いハーブが重なるオードトワレです。ラストのゼラニウムまで甘さがほとんど残らず、さらりと軽く香ります。協会が梅雨から夏に合うとしている、柑橘が中心の香りなので、湿度の高い日にも使いやすい1本です。
夏:青いマンゴーと蓮の、みずみずしい緑
熟す前の青いマンゴーの酸味から、蓮(ロータス)の花が浮かぶ静かな水辺のような香りへ移るオードトワレです。最後は乾いた木の香りが涼しく残ります。緑の青さとみずみずしさがあり、暑い日でも重く感じにくい香りです。柑橘とはまた違う、軽い香りを探している人に。
秋は、金木犀のように季節を感じる花の香りや、お茶や木を合わせた少し温かい香りが選びやすくなります。空気が乾きはじめるので、オードパルファムで長めに香らせるのもよい季節です。「金木犀の香水」や「秋の香水」の特集もあります。
秋:やわらかな金木犀に、果実とお茶
金木犀に、アプリコット、お茶、ムスクを合わせたオードパルファムです。みずみずしい果実の明るさから、やわらかな金木犀の花へ移り、甘すぎない温もりがふんわり残ります。金木犀が咲く季節に、身近な秋の花の香りを、親しみやすい形で楽しみたい人に。
冬は、空気が乾いていても長く続く、木やバニラ、アンバーの温かい香りが合う季節です。オードパルファムやパルファムで、少量でも長く香らせる使い方が向いています。甘い香りは「冬の甘い香水」や「バニラの香水」、濃い種類は「パルファムとは」でも紹介しています。
冬:キャラメルとバニラを、白いムスクが包む
キャラメルの甘さを、白いムスクとベンゾインの粉っぽい温もりが包むオードパルファムです。バニラと樹脂がやわらかな奥行きをつくり、甘さが一本調子になりません。空気が乾く冬に合う、温かく甘い香りを楽しみたい人に向いています。
秋冬:ジャスミンの花に、バニラのぬくもり
トップは青いマンダリンリーフとオレンジブロッサム、ミドルは濃厚なジャスミンサンバック、ラストは深いバーボンバニラがクリーミーに残るオードパルファムです。花の華やかさとバニラの甘いぬくもりがあり、秋から冬の夜の外出に選びやすい香りです。
梅雨から夏、秋から冬の香りの目安は日本フレグランス協会の資料を2026年11月3日に、種類の使い分けと夏の量の工夫はブランド・百貨店の公式の案内を2026年10月1日に確認しました。春と秋の目安と季節ごとの本数は、NAGORIKAが香料の組み立てから付けている季節の目安(189本)によります。例に挙げた香水の種類とノートは、各ブランドの公表によります。 情報の追加・訂正はお問い合わせからお知らせください。